~されたい、というものを読んだ日に、
そういう歌を聴いた。

決まった人にだけ配られたそれを、その時、どうして私にもくれなかったんだ
それを知らない人たちに、何をわかってほしかったのか!
どうにもならなかったことを考え
涙したのは何回目だっただろうか。

泣いてスッキリすることもあれば
気分がドロドロして、何かにひきずりこまれてしまいそうになることもある。
後者の方だった。

もう寝よう。
その日買ってきた電気あんかを早く試したいという気もあり
珍しく日が変わる前にベッドに入った。

これ、不良品なのかな?と思うほどあたたまりにくかったそれは
ゆるゆるとあたたまっていき
ゆるゆると眠りに誘われていった。

目が覚めて一度ベッドから出たが
ぬくもりが恋しくて再びベッドに入り
二度目の眠りについた。

たっぷり10時間寝た後、気分がスッキリ晴れていた。
心地よいあたたかさに包まれて
心まで包まれていた。

包まれた後はきっと
何かを包み込むことができる・・・そんな気がする。
それが偶然であっても必然であっても・・・


そんな風に思いたい。



王様の耳はロバの耳。